くらし 市役所からのお知らせ pick up information(3)

■防災/硫黄山噴火を想定した火山防災訓練を実施
8月26日、えびの高原と市役所で、「令和7年度えびの高原(硫黄山)火山防災訓練」が実施されました。
これは、えびの高原自主防災組織を主体に硫黄山噴火を想定した火山防災訓練を実施するとともに、市の情報連絡本部をはじめ、県や近隣市町、関係機関との連携を推進し、火山防災対応能力の向上を図るために行われたもので、関係機関約50人が参加しました。
えびの高原では、えびの高原自主防災組織が、各施設への一次避難誘導、えびの高原ホテルへの二次避難誘導の訓練、救護機能別訓練などを行いました。
市役所では、えびの高原自主防災組織から報告される情報などをもとに情報収集を行い、情報連絡本部から警戒本部設置までの図上訓練を行いました。新燃岳の噴火もあったことから防災行政機関での意見交換も実施しました。

問合せ:市基地・防災対策課基地・防災対策係
【電話】35-1119(直通)

■文化/西長江浦大太鼓踊りが市指定無形民俗文化財に
7月17日、太鼓方とかね方による勇壮活発な踊りが特徴で、えびの市を代表する民俗芸能のひとつである「西長江浦大太鼓踊り」が、市指定無形民俗文化財に指定されました。
この踊りは、由来は諸説ありますが、450年以上にわたる伝統を有するといわれ、毎年、西長江浦の南方神社例大祭で踊りの奉納が行われてきました。
8月31日、同神社などを会場に大太鼓踊りの奉納が行われ、西長江浦大太鼓踊り保存会の22人が踊りを披露しました。
同保存会会長の菅田正博さんは、「踊り子も高齢化していますが、今続けてくれている人たちを維持しながら、他の地域にも呼びかけてつないでいきたいと思っています。これまで1度も絶やさず踊ってきたので、工夫をしながら伝統を引き継いでいきたいです」と話していました。

問合せ:市社会教育課文化係
【電話】35-2268(課直通)

■福祉/毎年9月23日は手話の日・手話言語の国際デー
毎年9月23日は、「手話の日・手話言語の国際デー」です。6月25日に「手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)」が施行され、9月23日を「手話の日」とすることが明記されました。
手話施策推進法には、手話が重要な意思疎通の手段であると位置付けられ、手話を使って暮らせる環境の整備等を基本的施策として定め、国や自治体の責務であることも明記されています。
手話言語の国際デーは、平成29年12月19日に国連総会で決議されました。決議文では、手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう、国連加盟国が社会全体で手話言語についての意識を高める手段を講じることを促進することとされています。
「国際ろう者週間」は、WFD(世界ろう連盟)主導で、昭和33年9月にイタリアのローマで始まりました。WFDの最初の世界会議が開催された月を記念して、9月の最後の1週間(月曜~日曜)を「国際ろう者週間」としています。
えびの市では、平成30年3月に「こころをつなぐ手話言語条例」を制定し、市民の皆さんが手話言語等に関心を持ち、障がいの有無にかかわらず意思の疎通を図ることで、地域で支え合い、共に生きる社会を目指し、手話奉仕員養成講座や手話出前講座の実施等、手話言語の普及等に取り組んでいます。

▽手話通訳を派遣します
市では、聴覚、言語機能に障がいがあり、日常生活や社会生活においてコミュニケーションを図る必要がある市内在住者に対し、手話通訳者を派遣します。
また、手話の理解促進のため、事業所等で手話の研修を行う際も利用することができます。詳しくは、市福祉課障がい福祉係にお問い合わせください。

問合せ:市福祉課障がい福祉係
【電話】35-1115(課直通)