- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県日置市
- 広報紙名 : 広報ひおき 令和7年6月号(6月13日(金)発行)
市政への興味と関心を深めてもらうため、これまでの日置市の取り組みなどについて報告します。
■4/24 東洋の白銀プロジェクト、始動
「東洋の白銀」とも呼ばれた樟脳を復活させようと、創業の地とされる美山で本場薩摩樟脳製造所の立地協定が締結されました。樟脳とは、クスノキから作られる結晶で、衣類の防虫剤や癒しのアロマなどに使われます。プロジェクトの代表を務める十五代沈壽官氏は「皆さまに喜んでいただけるような、鹿児島の新しい特産品を作りたい」と意気込みを語りました。
■4/25 災害時におけるし尿及び浄化槽汚泥等の収集運搬に関する協定締結式
災害時にトイレが使えない状況は健康被害につながる恐れがあることから、市民の生活環境の保全および公衆衛生の向上を図ることを目的として、鹿児島県環境整備事業協同組合と協定を締結しました。災害時には、仮設トイレの設置や迅速な汚泥の運搬などを行い、市民が安心できる環境の構築を図る予定です。
■5/12 企業版ふるさと納税贈呈式
企業版ふるさと納税で日置市を応援しようと、鹿児島銀行株式会社さまより寄付金の目録が贈呈されました。いただいた寄付金360万円は、クラフトマンヴィレッジ美山ツーリズム戦略推進プロジェクトに使われる予定です。鹿児島銀行の鳥丸常務取締役は、「400年続く美山薩摩焼の観光資源活用を後押しし、日置市の発展に貢献していきたい」と話しました。
■5/15 消防団で長年地域に貢献!
元日置市消防団吹上方面団花田分団長の山口政幸さんが、春の叙勲で瑞宝単光章を受章し、市長を表敬訪問しました。山口さんは、平成3年に花田小学校で起きた火災の消火活動に携わるなど、44年の長きにわたって市民の安心・安全なくらしに大きく貢献しました。山口さんは「次の世代につながるようこれからも消防を応援していきたい」と話しました。
■5/16 令和6年度水防功労者国土交通大臣表彰受賞
洪水などの際に水防活動に従事し、被害の軽減に長年貢献したとして、元日置市消防団団長の家村仲五さんが水防功労者国土交通大臣表彰を受賞しました。家村さんの属する分団は二級河川神之川沿いに位置し、頻繁に水害が発生。その都度出動し、市民の安全確保に貢献してきました。家村さんは「栄誉ある賞をいただけてうれしい」と喜びを語りました。
■5/16 フォトドラアワードに認定!
縄文時代からの歴史が残る吹上地域の「黒川洞穴遺跡」と、ウイスキーの製造・販売を行う日吉地域の「嘉之助蒸留所」がフォトドラアワードに認定されました。フォトドラとは、思わず写真を撮りに車で出かけたくなるような鹿児島の魅力を発信する、かごしまフォトドライブプロジェクト実行委員会主催のプロジェクトです。みなさんも、日置市の魅力発見の旅に出かけてみませんか?