くらし 地域おこし協力隊通信

脱炭素コーディネーター 山本 勇樹(やまもと ゆうき)さん(令和6年8月1日着任)
協力隊として着任して、もうすぐ1年。今回は日々の様子を少しだけご紹介します!

■電気の地産地消と、災害への備え
吹上地域で、太陽光発電の導入を進めています。太陽の力で電気をつくる「再エネ(再生可能エネルギー)」は地球温暖化対策にもなりますが、私が特に魅力を感じているのは、地域の家庭やお店が小さな発電所になることで実現する「電気の地産地消」です。みんなでつくる、みんなの電気。地域にぴったりの取り組みだと思っています。
また、太陽光発電は災害時にも頼りになります。たとえば台風などで停電しても、日が照っていれば少量ながら電気を使うことができます※。その安心感はとても大きいと思います。地域でエネルギーをまかなえる仕組みは、これからのまちづくりのカギになると感じています。
※市が現在設置を進めている太陽光発電の話であり、すべての太陽光発電が停電時に電気を使えるわけではありません。

■田んぼ、始めました!
食べるものを、少しでも自分で作れたらいいな、という気持ちがあり、移住したら田畑の耕作にも取り組みたいと思っていました。この度、地域のかたがたに田んぼを貸していただいたり、道具をお借りしたりと、たくさんの支えのおかげで、お米づくりを始めることができました。
これからも地域の中で、できることを少しずつ増やしていけたらと思います!