くらし 若者と考える選挙(3)

[INTERVIEW 01]『センキョ割』を投票のきっかけに
霧島商工会議所 青年部総務委員長
西田嵐施(あらし)さん(30)
投票所出口にある来場者カードを協賛店舗で提示すると、割引などのサービスが受けられる『センキョ割』。霧島商工会議所青年部では、7月に行われるとされる参院選のセンキョ割に協力いただける市内の店舗を募集しています。投票率が伸び悩む中、一人でも多くの人が投票所へ足を運ぶきっかけになればうれしいです。協賛店舗は随時更新していきますので、チェックしてみてくださいね。

[INTERVIEW 02]私たちの声を「カタチ」に
国分高校3年 生徒会長
小濵有貴さん
これまで、生徒が声を上げて制服や補助カバンの様式を変えてきた国分高校。昨年は、生徒会選挙で立候補者の顔が見えづらいなどの声が生徒から上がりました。生徒たちが主体となり、体育館に集まって立候補者の演説を聴く従来の在り方から、各教室のモニターに立候補者の演説を配信する運用に変えました。声を上げることの大切さを実感できた今、選挙権を持つ時には社会に自分の声を届けたいです。

[INTERVIEW 03]若者で選挙を盛り上げたい
第一工科大学 情報・AI・データサイエンス学科3年
池田海都さん(21)
選挙は行って当たり前、みんなも行っているものと思っていました。さまざまな意見を交わしていく中で、選挙や政治に対して同世代が直面している漠然とした不安が感じられ、一人一人の熱量の違いに気づくことができました。若者の声を政治に反映させるためにも、選挙に不安を感じている友人がいたら一緒に投票に行こうと思います。

[INTERVIEW 04]考えることから逃げない
第一幼児教育短期大学 幼児教育科2年
森冨暖花(はるか)さん(19)
選挙は難しいものというイメージがあって、投票への一歩が踏み出せずにいました。選挙を自分事として捉えている人の意見を聞いて、自分の考えを持つことの大切さを感じました。自分の一票が社会の役に立つか少し不安もありますが、次の選挙では投票してみようと思います。投票した時、自分がどう感じるのか楽しみです。

[INTERVIEW 05]自分の考えを見直すきっかけに
鹿児島高専 情報工学科4年
井上柊哉(しゅうや)さん(19)
選挙は授業で概要を習うだけで、同世代と意見を交わす機会はこれまでありませんでした。みんなが選挙をどう考えているのかを知ったことで、自分自身の選挙に対する考えを問い直すきっかけにもなりました。今までの選挙は人当たりが良さそうな候補者が目についていましたが、公約などもしっかり読みこんで投票に臨みたいと思います。