- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県さつま町
- 広報紙名 : 広報さつま 2025年7月号
(10.人や国の不平等をなくそう)
(11.住み続けられるまちづくりを)
■身近にある?ユニバーサルデザイン
本町は令和4年9月22日に「希望輝くさつま町SDGs推進宣言」を行い、町が目指す5つの将来像を定めました。将来にわたり町民が安心して暮らせる持続可能なまちづくりと地域活性化の実現を目指し、行政、町民、企業、団体、学校など、さつま町に関わる全ての人が一体となって推進していきます。
○ユニバーサルデザイン
皆さんは、バリアフリーとユニバーサルデザインの違いを知っていますか?バリアフリーとは、障がいのある人が生活していく上での障壁を取り除くことです。一方で、ユニバーサルデザインは、年齢や性別、国籍、障がいなどの有無にかかわらず、あらかじめ誰もが使いやすいようにデザインされた製品やサービスを指します。普段、何気なく通り過ぎている自動ドアやスロープ、点字ブロック、音声案内が流れる横断歩道なども、ユニバーサルデザインの一つです。子どもからお年寄り、車いすやベビーカーを使っている人、荷物を持っていて両手が使えない人など、多くの人が無理なく使える設計になっています。また、近年観光客や在留外国人が増えている日本では、日本語が分からない人でも認識しやすいように、非常口やトイレなどの場所をものや人の形を模したピクトグラムで表している所もあります。ユニバーサルデザインと聞くと、珍しい設計のものをイメージされるかもしれませんが、実は身近な製品や施設など至るところにあふれています。それぞれに施された工夫を知り、理解を深めていきましょう。
■Pick Up! SDGsの視点で見てみよう 家の中にもユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインは、施設や道路だけでなく、家庭内の暮らしの中にもあふれています。家の中に隠れているユニバーサルデザインを見つけてみましょう。
・シャンプーのボトルには、触っただけでリンスと区別できるよう、突起が施されています。
・照明のスイッチは、どちら側でも押せるシーソー型や手のひらでも押せる大きいものが増えています。
問合せ:総合政策課 企画政策係
【電話】(0996)24-8916