- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県一関市
- 広報紙名 : 広報いちのせき「i-Style」 令和7年10月号
◆大相撲安治川部屋 東山で合宿~ぶつかり稽古や綱引きなどで力士と交流
大相撲フェスティバルandみんなの食堂(大相撲東山町後援会主催)は8月30日、東山の松川市民センターで開かれ、相撲ファンが間近で見る力士の迫力に驚きつつ、ミニ相撲や綱引き、餅まきなどのイベントで盛り上がりました。
同地区では8月24日~9月3日、昨年に続いて大相撲安治川部屋(元関脇安美錦・安治川親方)が夏合宿を実施。期間中の行事の一環として開かれた同フェスには、約500人が詰め掛け、ミニ相撲ではこどもたちが土俵の上でぶつかり稽古に挑戦し、綱引きでは大人も入り交じって力士と対決しました。また、餅まきやスイカ割り、ちゃんこの振る舞いなどを通じて触れ合いを深めました。
ぶつかり稽古を体験した千葉龍生(りゅうせい)君(東山小6年)は「力士は体が大きくて力強かった」と驚いていました。
◆室根市民センター 陶芸教室~粘土をこねて思い思いに作品作り
室根市民センターが主催する成人教育・陶芸教室は8月26日、室根の同センターで開かれ、地元の男女14人が粘土をこねてオリジナル作品を生み出しました。
参加者は、あすみ工房(一関)の小山澄江(すみえ)さんから手ほどきを受けながら、粘土を延ばしたり、ろくろを回したりして成形。皿や丼、コップをはじめ、フォトフレームや犬の肉球に見立てた小皿などを作りました。作品は乾燥後、小山さんが焼成と彩色を施して仕上げ、11月のむろね産業文化祭で展示予定です。
山野草愛好家の村上義一(ぎいち)さん(78)は「そこらへんに生えている草花でも自分で作った器に飾れば素晴らしいものになる」と笑顔で手を動かしていました。
◆のりものあつまれ! inせんまや~こどもたちが働く車に大興奮
「のりものあつまれ! inせんまや」(市主催)は8月31日、千厩の一関東消防署駐車場などで開かれ、家族連れらが消防車両や警察車両といった働く車の展示、試乗など各種体験コーナーを楽しみました。
令和7年度地域おこし事業(元気な地域づくり事業)で実施したJR大船渡線開業100周年イベント。同駐車場には、はしご車や救急車、パトカー、白バイ、自衛隊の小型トラックなどが並び、一部は試乗もできたほか、千厩農村環境改善センターでは、モーターで動く自動車模型の走行体験や踏切非常ボタン体験なども人気を集めました。
須藤凰乃(おうだい)君(黄海小3年)は「消防車両が一番好き。将来は消防士になりたい」と目を輝かせていました。