- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県幸手市
- 広報紙名 : 広報さって 2025年(令和7年)10月号
世界骨粗鬆症デーとは、1998年に国際骨粗鬆症財団(IOF・本部スイス)と世界保健機構(WHO)が共同により、骨粗しょう症と骨代謝障害の啓発を目的として制定された日です。
この機会にご自身の骨と健康について考えてみましょう。
■骨粗しょう症とは
骨の強度が低下し、骨折しやすい状態のことです。年齢やホルモンバランスにより骨量が徐々に減少していくことで骨粗しょう症のリスクが上がります。
■幸手の骨粗しょう症検診の結果
受診者の約3人に1人が要精密検査の結果に!
要精密検査と判定された場合は、医療機関で精密検査を受けて、骨折や寝たきりになることを予防しましょう!
(対象者:令和6年度幸手市 骨粗しょう症検診受診者)
◆骨粗しょう症を予防するには…
骨量を測定し、自分の骨密度を知ることが重要です。まずは下記のような検診を受けてみましょう!
○令和7年度幸手市骨粗しょう症検診
対象:令和7年4月1日時点で40,45,50,55歳の女性、60歳以上の女性、70歳以上の男性
内容:骨量測定(DEXA法)
費用:300円
検診の予約はこちらから
※二次元コードは本紙をご覧ください。
■若いうちからコツコツ(骨骨)骨貯金
カルシウムは体重の1~2%を占め、その99%は骨や歯に存在します。残りの1%は血液や組織液、細胞に含まれ、身体のさまざまな機能を調節する働きをしています。カルシウムが不足すると、骨折や骨粗しょう症を起こすリスクが高くなります。
骨の量は成長と共に増加し、20歳頃が最大量となります。そのあとは比較的安定しますが、歳をとるにつれて減っていきますので、20歳までに下記の食材を食べながら骨貯金をして、カルシウムを蓄えましょう。
◆カルシウムを多く含む食品
○小魚
さくらえび大さじ1杯 69mg
ししゃも3尾 177mg
○豆類
納豆1パック(50g) 90mg
木綿豆腐1/2丁 140mg
厚揚げ1/2枚(75g) 180mg
○牛乳・乳製品
牛乳コップ1杯 231mg
ヨーグルト1カップ 126mg
チーズ1個 126mg
○野菜・海藻
小松菜1/4束 110mg
切干大根(乾、15g) 75mg
ひじき(乾、10g) 150mg
◆ビタミンDを多く含む食品(カルシウムの吸収を助ける)
○魚介類
鮭、ブリ、シラス干し
○きのこ類
きくらげ、干ししいたけ
◆ビタミンKを多く含む食品(骨の形成を促す)
○野菜類
小松菜、ほうれん草、モロヘイヤ
○その他
納豆、干しわかめ
■骨粗しょう症イベント開催!
10月18日(土)に市民公開講座「世界骨粗鬆症デーin幸手2025」を開催します。医師と薬剤師による講話、骨密度測定などのイベントブースもご用意していますので、ぜひご参加ください!詳細は、広報9月号16ページをご覧ください。
問合せ:健康増進課
【電話】42-8421