くらし 【特集】7年度市政運営方針・組織改正・予算「こどもを核としたまちづくり」を本格化(1)

2月18日、令和7年3月市議会定例会で、田村市長が7年度の市政運営方針を表明しました。
「市政運営方針」とは、これからのまちづくりの基本的な考え方や主な施策を示すものです。
今号では、市政運営方針(概要)、7年度に力を入れて取り組む施策と、それに伴う予算についてお知らせします。

■市政運営方針(概要) 三田市が目指す4つのまちの姿
三田市を「このまちに住み、生涯にわたって住み続けることに〝希望〟を持てるまち、一度離れたとしてもまた戻って来たくなるまちにしていくため、7年度は、次の4つのまちの姿を目指します。
(市長提案説明の全文は、市HP 「市長の部屋」に掲載しています)

▽このまちで子どもを産み、育てることができて良かったと思えるまち
子育てに必要な経済的負担を軽減するとともに、子どもの育ちを支える環境づくりを行うことで「子どもを産み、育てることができて良かった」と思えるまちを創りあげていきます。
あわせて、「子どもを産みやすい、育てやすい」まちのイメージを市内外に発信します。

▽子どもが、大人になってもこのまちなら学びや交流などを通じて成長できると思えるまち
子どもの頃からさまざまな体験をし、多様な価値観に触れることは、自分らしさや自分の可能性を追求し、地域や社会を担う人材へと成長することにつながります。そのため、生涯を通じて学び、体験することができる場を多く提供していきます。

▽子どもが、どんな状況にあっても、このまちなら生涯にわたって自分らしく生き生きと暮らすことができると思えるまち
心理的・身体的なセーフティーネットが整っていることや、仕事や移動などの生活上の不安が少ないことなど、全ての人がこのまちで自分らしく生き生きと暮らすための環境をしっかりと整えていきます。

▽子どもにとって、安全かつ安心して生活できるインフラ、家庭・地域・教育・自然環境が整っているまち
都市インフラの整備だけでなく、当たり前にあると思ってしまいがちな、きれいな空気や豊かな里山などの三田の誇る自然環境の維持や、公共施設マネジメントの推進による市民サービス向上により、全ての市民が安全に安心して暮らしていける環境づくりを万全なものにしていきます。