- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年8月号(245号)
先月号の「下水道のいま」に続き今月は、令和5年度の下水道収支から考える「これから」です。
■下水道の経営
下水道事業は特別会計を設けて経営されています。汚水処理には多くの費用がかかります。施設の維持管理費用は使用料収入で賄うことになっていますが、現状では使用料収入だけでは不足しているため、市の一般会計からの補てんで、経営を維持しています。安定した事業を継続していくためには経営改善が不可欠となっています。
■下水道の収入
令和5年度の下水道事業収入は約15.4億円でそのうち、下水道使用料収入は約4.1億円、一般会計からの補助金収入が8.2億円ありました。
■下水道の費用
令和5年度の下水道事業費用は約15.2億円で、そのうち人件費や電気代、施設管理委託料などの維持管理費用が約4.4億円。施設の建設費である減価償却費と支払利息が約10.8億円と、水量によって左右されない固定費が費用全体の約71パーセントを占めています。
■下水道事業の課題
下水道事業の資産である下水道管や処理施設などを安心・安全に維持していくためには今後も、施設を整備することなどが必要不可欠です。この下水道資産を減少する人口で支えていかなければならないということが下水道事業最大の課題となっています。
この課題を解決するためには、さらなる経費削減と収入確保を検討していかなければなりません。
■経費の削減
下水道事業では人件費や動力費、通信運搬費の経費削減に取り組んでいます。宍粟市は谷あいが多く広大な地形であるため、汚水処理を複数の施設で行っています。
施設を管理するには、多くの費用がかかるため、今後は人口減少に応じて処理施設を統合し、さらなる費用削減を行う予定です。
◇経費削減実績
■下水道事業のこれから
下水道事業開始から33年が経過し、施設の維持管理と老朽化対策の改築更新を進めていく必要があります。
しかし、今後、一人当たりの費用負担が大きくなっていきます。そのため、管理費の削減や施設の長寿命化など経費削減を進めます。また、経費削減だけでなく、収入増加も必要不可欠となっています。適正な使用料水準の検討など収入確保にも取り組み、持続可能な下水道サービスの維持をめざします。
・下水道事業の中長期的な経営計画はコチラ
※本紙の二次元コードを読み取りご確認ください。
●宍粟市のマンホール
宍粟市には合併前に設置されていた4町の特色を反映したマンホールと宍粟市になってから設置されているマンホールの5種類があります。山崎町のマンホールにはアユとさつき。一宮町にはスギ、キク、福知渓谷、ちゃんちゃこ踊り。波賀町にはイワナ、ヤマメ、もみじ、キク。千種町には千種町の町章。宍粟市には市花のささゆりと市木のブナの葉が描かれています。
マンホールは地下にある貯水槽や排水管などのインフラ設備へ入るための入り口として使われており、点検や清掃などの維持作業に欠かせない存在です。
問合せ:水道管理課
【電話】63-3129