- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和7年7月号
町では、昨年度から「人口が減っても、このまちで豊かに暮らし続けられるまちづくり」をめざし、『縮充のまちづくり』に取り組んでいます。住民のみなさんとの話し合いを通して見えてきた「縮少しょう」と「充実」の関係性や、これから大切にしていきたいポイントをまとめた冊子が完成しましたので、ご紹介します。
◆時代の変化で生まれた「縮充のまちづくり」
合併から20年、佐用町は急激な人口減少に加えて、少子高齢化やライフスタイルの変化、価値観の多様化など、まちの姿が大きく変わってきました。そうしたなか、町では『縮充のまちづくり』という新たな方針を掲げ、人口減少という現実を受け入れつつ、誰もが充実した生活を送れるまちをめざしています。
これからの時代に必要なのは、「変わっていくことを前向きにとらえ、暮らしの豊かさにつなげていく」という意識の変化です。
◆新しい価値観となる「モノサシ」
人口が減少する状況では、私たちの考え方や行動にも、時代に合った変化が求められます。
例えば、これまで積み重ねてきたものの見方を少し変えて、「縮少(しょう)」することで負担を減らしつつ、大切な部分は「充実」させていく。そんな新しい価値観、つまり「モノサシ(尺度)」に置き換えていくことこそが、『縮充のまちづくり』の考え方です。
◆当たり前”が見直しのポイント
昨年度、町民や有識者、役場職員などで構成する「縮充のまちづくり検討委員会」で、縮充の実現に向けた議論を重ねました。
そのなかで見えてきたのは、身のまわりにある「できていなかった“当たり前”」や「これから大切にすべき“当たり前”」の存在です。
こうした“当たり前”を見直していくことこそが、縮充のまちづくりを進めるための大切なポイントになると考えています。
◆これからさらに大切にしたい『縮充』のポイント
◇ポジティブなつながりを楽しむまち 楽しくつながる
・誰もが気軽に参加できる話し合い
・ここにいても良いと思える居場所
・安心して暮らせるつながり
◇チャレンジを応援できるまち やってみたいが叶う
・誰もがチャレンジできる
・子どものチャレンジをみんなで応援
・失敗を許せる寛容さ
◇一人ひとりが主役になれるまち みんなが主人公
・性別や属性によらない活躍の場や役割
・一人ひとりの自分らしい生き方を
・女性や若者・子どもの思いを大切に
◇未来を考え出来ることから始める 身の丈にあった見直し
・小さな変化から暮らしを豊かに
・未来を見据えて考えよう
・行政サービスや施設も例外なく
◇我がまちを誇りに思う さようが好き
・さようの良さを次世代につなぐ
・正しく知って、まちへの愛情や誇りを
・楽しい、おいしいといった経験を
◆『縮充』を知り、まちの将来を考える日 縮充まつり
日時:7月26日(土)午後1時30分~
場所:南光文化センター
完成した冊子のお披露目会を開催します。『縮充』を進めていくには、多くの人の参加や協力が欠かせません。そこで、多世代で楽しめるアトラクションも企画しています。ぜひ、あなたもまちの未来を考える一員になってみませんか?