くらし エコらいふ通信~豊かな自然を未来につなぐために~

■毎年7月は海の月間です
海の恩恵に感謝し、大切な海を守っていきましょう

毎年7月の第3月曜日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」である国民の祝日「海の日」です。「海の日」について広く皆さんに理解していただくため、毎年7月を「海の月間」として海にまつわるさまざまな催しが各地で開催されています。

◇中浜港で藻場造成の実証実験をスタートしました
温暖化対策として海藻による二酸化炭素吸収や、魚をはじめとした水産資源の回復を目的に、中浜港で海藻である「ウミトラノオ」の藻場造成の実証実験を開始しました。この実験は、他の藻場から母藻となる「ウミトラノオ」を採取・移植して、水中に沈めたブロックや廃瓦に胞子が着床し、育つ過程を見るものです。5月28日(水)に鳥取県水産試験場のご協力をいただき、中浜港に沈めたブロックに「ウミトラノオ」を移植しました。
今後、定期的にモニタリングを続け、中海で藻場が再生できるのかを調べていきたいと思います。

■オオキンケイギクは「特定外来生物」です
オオキンケイギクは、北米原産のキク科の多年草で、5月から7月にかけて黄色いコスモスに似たきれいな花を咲かせますが、栽培してはいけない植物です。かつては、緑化用・観賞用として導入されましたが、強靭でよく成長するため、在来種である野草などの生育場所を奪うことから、平成18年に「特定外来生物」に指定されました。これにより、生きたままの移動・運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。

◇オオキンケイギクを駆除するには
根ごと引き抜き、ビニール袋に詰め、現場付近で2,3日天日にさらして枯死させてください。枯死を確認した後は、燃えるごみとして処分することができます。

■毒性や繁殖力の強い植物(野草・花)に注意しましょう
道路端や空き地などで見かける植物(野草・花)の中には、毒性を持つもののほか、繁殖力が非常に強く在来種などに影響を及ぼす恐れがあるものもありますので、取り扱いや駆除・処分には十分に注意しましょう。一例として、ナガミヒナゲシやタカサゴユリは繁殖力が大変強く、またナガミヒナゲシは毒性があり素手で触ると、かぶれるなどの症状が出る恐れがありますので注意しましょう。

■ごみ分別アプリ「さんあ~る」公開中!
詳しくは市ホームページをご覧ください。
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問い合わせ先:環境・ごみ対策課(清掃センター内)
【電話】42-3803