くらし 専門組織「tegos(テゴス)」と一緒に鳥獣対策を

市は、鳥獣害対策中間支援組織「tegos」と連携し、専任のフィールドアドバイザーが市役所に常駐しています。鳥獣による被害が発生した場合の対策に加え、被害を未然に防ぐためのサポートも行っています。

■(一社)広島県鳥獣対策等地域支援機構「tegos」とは
広島県の呼び掛けで昨年4月に立ち上げた鳥獣害対策の専門組織。略称の「テゴス」には、広島弁で「てごうする(手伝う)」という意味が込められており、市や地域が進める鳥獣対策をサポートすることを業務としています。

■今、安芸高田市が直面している問題
・防護柵が正しい張り方で設置されていない
・放任果樹などがあり農地に鳥獣を引き寄せている

果樹や野菜が食い荒らされる

自分の財産は、まず自分で守ることが基本です。「tegos」のサポートや市の補助金制度を利用して、安心できる環境を整えていきましょう!

■tegosの取り組み内容
◇相談受付
農作物が荒らされたり、庭先に鳥獣が現れて被害を受けた場合には相談してください。専任のフィールドアドバイザーが現地に出向いて状況を聞き取り、加害鳥獣を特定し、その獣種に応じた最適な対策を一緒に考えます。

◇各種環境調査
被害の原因となる放任果樹の除去や田畑への野菜くず投棄防止などの指導を行います。また、サルの行動をGPS発信器で追跡するなど、調査研究を踏まえた効果的な被害対策にも取り組んでいます。

◇技術指導
被害状況や地域の実情に合わせて、防護柵の正しい設置方法などの技術指導を行います。講演会を通じて鳥獣の生態などの知識や対策方法を広める取り組みも実施しています。

■相談窓口
有害鳥獣の対策でお困りの際にはご相談ください!
tegosフィールドアドバイザー 安芸高田市担当 栗栖 伸明さん

(一社)広島県鳥獣対策等地域支援機構「tegos」
【電話】・お太助フォン47-4021(地域営農課内)

問合せ:地域営農課 農地利用係
【電話・お太助フォン】47-4021