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- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年10月号
「助け合える地域を一緒に作っていきたい」と消防団の活動に熱心に参加する濵田明日香さんは、2023年4月に鬼北町消防団女性分団に入団しました。入団のきっかけは、消防団で活動する母の姿への憧れと元々消防団の活動に関心があったことで入団を決意しました。
女性分団は現在17名の団員が所属しており、主な活動は、地域の保育園や小・中・高等学校の児童・生徒、先生を対象に、救急法や応急手当・防災教育の講師を務めたり、防災士の会員さんを対象に、災害時の仮設ベットの設営方法を講習したりするなど多岐にわたります。
濵田さんは活動をする中で、保育園の園児に向けたパネルシアターを行ったことが印象に残っていると話します。災害が起こった際の行動や約束を分かりやすくお手製のパネルを用いて園児に伝え、子どもたちが楽しく学ぶ姿がとても印象的で、今後も積極的に活動をしていきたいと意気込みます。また、活動をきっかけに、まずは自分の命を守る備えをすることの重要性を改めて感じたそうで、自身の防災意識がより一層高まり、家庭でも防災グッズの備えや定期的な見直しをするようになったそうです。
濵田さんは『消防団員は活動で使用する道具を定期的に点検を行ったり、負傷者に対しての初期対応を習得し、いざというときに迅速に対応できるように備えています。まずは自分の命を守る備えをし、そして、地域の防災講座にもぜひご参加いただき、助け合える地域を一緒に作っていきましょう。そして、消防団の活動に興味・関心がある方はぜひ自身のため、地域のために、消防団員として活動してみませんか。』と活動への思いを話してくださいました。
