- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県長洲町
- 広報紙名 : 広報ながす 2025年7月号(第1096号)
みなさんは、町のごみを通算3,000トン以上削減している町の事業が続いているのをご存じですか?
町では、一般家庭から排出される資源ごみを各行政区で回収し、一時的に保管する施設の設置などに対して、行政区に補助金を交付する事業を平成25年度より行っています。
資源ごみ保管用施設は町内のほぼすべての35行政区に設置されており、各行政区の住民の人が資源ごみを回収していただき、区がリサイクル業者に売却することで、区に運営費として地域の活動資金に活用されています。この仕組みにより、資源ごみの有効活用が進み、ごみの削減につながっています。
◆資源ごみ保管庫 実績
・平成25年度より開始
・事業開始より延べ約3,800トン回収
・令和6年度は約210トン回収
・令和6年度のごみ収集量は前年度の収集量と比べ約10トン削減
上の写真の様なコンテナの保管庫で、区の広場・公民館付近に設置してあり、気軽に入れることができます。
※写真は本紙をご覧ください。
この取り組みのおかげで、ごみの処分量が減り、地域の環境がより良くなるだけでなく、町全体としても財政的な負担軽減に繋がっています。ある区では、年間5~6回程集めていただいた資源らを業者に引き渡し、区の定例のカラオケ会や区内のLED外灯修繕などに使われており、区長からは「あらゆるところで大いに役立っていてありがたい。」や資源ごみを持参された人は「区の催し物のついでに持ってくることが多い。」との声がありました。
この取り組みは、環境への配慮と地域コミュニティの活性化にもつながります。今後もさらなるごみの減量を目指して、住民の皆さんの協力とともに、持続可能な町づくりを進めていきましょう!ご不明な点がありましたら、各区長、または下記までお尋ねください。
問い合わせ:住民環境課 環境対策推進係
【電話】78-3122