くらし いちのせき協働ニュース~輪(わ)っしょい!

わっしょい みんなでかつごう いちのせき!!

◆本市の協働の取り組み(19)~協働の第一歩は良い話し合いから~
本市の協働の定義は「協働の主体である市民組織、企業、行政がお互いの立場を尊重し、公共的、公益的な活動を継続的な話し合いと合意により、協力して行動すること」です。この協働を進めるためには、誰もが安心して参加できる「話し合いの場」を持つことがとても大切です。話し合いを進めるときには、いくつかの流れを意識すると、より良い話し合いになります。
まずは「共有」です。会議に参加する全員が、会議の目的や議題、心構えなどを理解することから始めます。
次に「発散」です。自由に意見を出し合い、さまざまなアイデアや考え方を広げることで、思わぬ発見があります。
その次は「収束」です。出された意見を整理して、共通する考えをまとめていきます。
最後にもう一度「共有」して、決まったことや役割分担を確認し、次の行動へつなげます。
こうした話し合いの場をつくるには、安心して話せる雰囲気が大切です。例えば、話す順番を決める、進行役を決める、どんな意見も頭ごなしに否定しないなどの工夫があると、誰でも参加しやすい話し合いになります。考え方や立場が違っても、何度も話し合うことで、相手のことが分かってきます。目標に向かって一緒に進む中で、協働の力が育っていきます。
話し合いは一回で終わるものではありません。続けていくことで、信頼が生まれ、地域の力になっていきます。まずは、身近なことから話し合ってみませんか。その一歩が、より良い地域をつくる大きな力になります。

問合せ:本庁まちづくり推進課
【電話】21-8671