- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県行田市
- 広報紙名 : 市報ぎょうだ 令和7年9月号No.951
■第23回「すご過ぎる!今年の田んぼアート」
この夏の古代蓮の里は大変なことになっています。古代蓮と田んぼアートの両方が楽しめる7月の週末は、古代蓮会館1日の入館者数が過去最高の2,884人を記録しました。行田タワーに上るエレベーターが4時間待ちの日も珍しくありません。はい、その理由は、今年の田んぼアートが『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』とコラボレーションした絵柄だからです。市と施設を管理する財団では、スムーズなご案内はもちろんのこと、古代蓮の里の中だけでなく行田のまちなか回遊など、お客様が待ち時間も楽しんでいただけるよう腐心しています。
さまざまな反響を呼んでいる今年の田んぼアートですが、ここで、私自身が特に市外の方から質問される内容を会話形式で再現してみます。
知人:「どうやって許可をもらったのですか?」
私:「映画公開時期と重なる点もあり、映画製作委員会側からオファーがありました。世界最大の規模と表現力を評価してもらったようですね。」
知人:「世界的なコンテンツとの交渉は大変だったのでは?」
私:「今回は行田市の田んぼアートと鬼滅の刃のコラボレーション、つまり共同で作品を作り出す取り組みなので大丈夫でした。」
知人:「なるほど…鬼滅の刃とコラボできるとは…まいりました。」
私:「フフッ、行田市の田んぼアートは世界一ですから。」
(こんなところでマウント取ってどうするんだと、自分に突っ込みを入れる。)
行田市に多くの人々を呼び込んでくれる『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』に感謝、そしてご協力いただいている皆様に感謝します。田んぼアートが鑑賞できる11月中旬まで、さらなる経済波及効果を生み出していくことが課題です。市民の皆さんも、ぜひ田んぼアートをご覧ください。竈門炭治郎の鬼気迫る表情が精緻に描かれていて、感動すること間違いなし!です。
行田市長 行田邦子