くらし まちを守るチームの仲間になろう〔市消防団員を募集しています!︎〕

私たちの身近な存在として、地域の安全・安心を守る市消防団では、現在、団員を募集しています。
消防の両輪として消防職員と共に活動する消防団について、その取り組みなどを紹介します。

《消防団とは》
消防団は、市内に居住、勤務する人などで構成され、会社員や自営業、学生など、さまざまな職業や年代の人が参加し、活躍しています。
活動範囲は、火災発生時の消火活動から、災害時の救助活動、さらには日々の防災啓発活動などで、私たちの暮らしを支える重要な役割を担っています。
消防団活動に参加することで、応急救護や防災に関する知識・技術を身に付けることができ、いざという時に、家族や近所の人など、地域の皆さんを守ることができます。

《災害時の活動》
火災発生時には、消防職員と協力し、迅速な消火活動や応急救護を行います。
消防団員は、地域住民であることが多いため、土地勘のある団員たちが現場に駆け付けることで、より迅速かつ効率的な対応が可能となり、被害の拡大を防いでいます。
また、台風や集中豪雨による災害時には、被災地での救助や避難誘導、復旧支援などを行い、地域の人の安全を確保しています。
日頃から地域とのつながりが深い団員たちが災害時にその場にいることで、地域の人が安心して行動できる環境をつくることができます。

《平常時の活動》
平常時は、月に1回程度、消火活動に必要な消防用機械器具などの点検や、取り扱い訓練を行っています。
また、地域の人を対象にした啓発活動として、消防出初め式などの行事に参加したり、防災講座や消防訓練を定期的に開催するなど、
災害時に活用できる知識や技術を広く普及させていくことで、地域全体での防災力向上に貢献しています。

◆市消防団団員数(令和7年7月1日時点)

●条例定数752人
●現団員数723人(うち女性団員数26人)
●分団数23個分団(22分団+女性分団)

◆「消防団活動の魅力は?」

消防職員でなくても、災害や火災が起こったとき、大切な人やまちを助けるために立ち上がることができる。そんな「ヒーロー」のような存在が消防団員だと思っています。
訓練で培った知識や技術で大好きな地元を守り、自分の手でみんなが安心して暮らせるまちをつくっていく。それこそが消防団の魅力です。
第9分団員杉山さん

◆「忙しい私でも活動できますか?」

大学を卒業し、保育園に就職すると同時に入団しました。(現在は退団し、市の消防職員として働いています)
仕事が忙しいと活動に参加できないと思っていましたが、実際には仕事との両立ができ、積極的に訓練などに参加できました。
また、職場以外に仲間ができて、良い刺激をもらえたり、リフレッシュにもつながっていました。
元第20分団員渡辺さん

《入団資格》
●市内在住・在勤・在学の18歳以上の人
●入団を希望する人は、消防課にお問い合わせください。

《報酬・待遇》
●条例で定められた年額報酬:3万6500円~

●災害時や訓練などに出動した際の出動報酬
・災害時の出勤(4時間以下)1日4千円
・訓練1日3500円など

●その他退職報償金など

《こんな制度もあります》
●市学生消防団活動認証制度
【WEB ID】P23031
学生の就職活動をサポートするために、継続的に消防団活動を行い、地域社会へ多大なる貢献をした大学生などを対象に、その功績を市長が認証する制度です。

●市消防団協力事業所表示制度
【WEB ID】P25352
事業所の信頼性の向上につなげるとともに、地域や事業所における防災体制を一層充実し、強化させるために、市消防団に積極的に協力している事業所に対して、
その社会貢献性や協力体制を評価し、公表する制度です。

【WEB ID】P36356
問い合わせ:消防課
【電話】0465-49-4603