- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県岩倉市
- 広報紙名 : 広報いわくら 2025年9月号
■水道水を安心して飲用していただくために
水道法に基づき、水質検査を実施しています。令和6年度の水質検査の結果は、全ての地点で基準を満たしています。
◆水質検査の概要
▽毎日検査
水道水の色、濁り、消毒の残留効果について、市内の11カ所の給水栓(蛇口)の水を確認しています。
▽毎月検査
水道法で定められた一部の水質基準項目について、市内の9カ所の給水栓の水を検査しています。
※水質基準項目によっては、年1回または年4回の検査をする項目があります。
詳細は、下表のとおり。水質検査の計画と結果は、右記市ホームページで確認できます。
(給水栓水年間平均値)
※〈は、各定量下限値を下回ることを示します。
※全51検査項目の内、毎月行っている検査項目を掲載します。
◆PFOSおよびPFOAの検査結果(令和7年度)
検査を実施したすべての給水栓で暫定目標値(50ng/L※)を下回りました。なお、岩倉団地水源では、県水と自己水を7対3の割合で供給しています。今後は、3カ月に1度の頻度で検査を実施し、水質監視の強化を図ります。
※ng/Lとは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
※〈は、定量下限値を下回ることを示します。定量下限値は、その分析法で正確に定量できる最低濃度のことをいいます。
※曽野西水源は、稼働を停止しているため検査をおこなっていません。
※詳細は、下記市ホームページを確認してください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
問合せ:上下水道課上水道グループ
【電話】38-5815
■9月10日は下水道の日
下水道が整備され、各家庭が下水道に接続すると、日常生活で使った水やし尿は、「汚水」として下水道管を流れ、下水処理場に集められて浄化された後、川に戻され海へと流れていきます。このように「汚水」が直接下水道管に流れることで、清潔で快適な生活環境が作られます。
下水道が使用できる区域は整備工事により広げています。今年度は、神野町、石仏町の各一部の整備工事を予定しています。
◆下水道が使用できる区域になったら下水道への接続工事をしましょう
▽くみ取り便所の場合
3年以内に水洗トイレに改造し、下水道への接続工事(宅内の排水設備工事)をしなければなりません。
▽浄化槽の場合
速やかに下水道への接続工事を行いましょう。なお、この工事は市が指定した工事店でなければ行うことができません。
◆一度にお金がかかるのはちょっと大変という人に
下水道の排水設備工事を行う場合に、資金の融資あっせん(利子は市が負担)を行っています。下水道を使用できるようになってから3年以内に行う接続工事が対象となり、一定の要件が必要です。
◆雨水・浸水被害対策に協力を
新たに下水道へ接続する際に不要となった既存の浄化槽を雨水貯留施設へ転用するときは、要件を満たすと補助制度が利用できますので、事前にお問い合わせください(工事後の申請はできません)。
◆市ホームページを確認してください
当面の整備計画や指定工事店一覧、下水道の排水設備工事を行う場合の資金の融資あっせん要件等は、市ホームページで確認することができます。
◆悪質な業者による下水道排水設備等の点検や清掃などの勧誘に注意
宅地内の下水道排水設備等について、定期的に点検や清掃などをすることは大切ですが、法律上の義務があるような説明をして、点検や清掃を勧誘し、作業後に不当に高い費用を請求する悪質な業者には十分に注意してください。
◆ルールを守って使用しましょう
下水道は皆さんの財産です。一人ひとりがルールを守らず使用すると、下水道管が詰まったり、下水道施設の寿命が縮まってしまいます。下水道を使用するときは、次のことに注意して正しく使いましょう。
・水洗トイレでは、かたい紙、紙おむつ、布、タオル等を流さない。
・台所から残飯や食用油を流さない。
・ガソリンやシンナー等、揮発性の高い危険物を流さない。
・マスなどにゴミや砂などを入れない。
問合せ:上下水道課下水道グループ
【電話】38-5815