- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県四日市市
- 広報紙名 : 広報よっかいち 8月上旬号NO.1674
■四日市空襲から80年
6月18日に、鵜の森公園で、四日市空襲犠牲者慰霊献花式を挙行しました。昭和20年6月18日、本市は米軍による空襲を受け、以降、同年8月8日まで、計9回に及ぶ空襲の中で、当時の市民約13万人のうち、800人以上の尊い命が失われ、被災者は49,198人に達しました。
献花式当日は、梅雨とは思えないほど澄み渡る空の下、出席の市民、村山議長と共に、哀悼の誠を捧げ、「世界では今も戦いが続いているが、戦争の惨禍を繰り返さないため、戦争の記憶と平和への願いを継承していく」という思いを改めて述べました。
毎年参列されていた人がお亡くなりになられるなど、戦後80年を迎え、私も含め戦争を知らない世代が大半となる中、市立博物館では、8月31日まで、学習支援展示「四日市空襲と戦時下のくらし」を開催しています。特にこどもたちに、当時の暮らしの様子を通して、今一度、戦争の悲惨さを学び、平和の尊さを心に刻んでいただければと思います。