- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県
- 広報紙名 : 岩手県広報誌「いわてグラフ」 令和7年9月号
■4広域振興局がお届け!
今回は、県南広域振興局エリア在住の吉田有華(よしだ ゆうか)さんから地域の魅力をお聞きします。
岩手県公式観光サイトいわての旅「県南エリア」の二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
吉田有華(よしだ ゆうか)さんプロフィール
一関市出身。1988年生まれ。2020年にUターンし起業。地域の中小企業向けにデザイン、イラストなどを提供する一方で、黒板アートなどイラストレーター「有華」として一関市を拠点に活動中。
○一関には描きたい風景がたくさんあります
子どもの頃から絵を描くのが好きで、医療系専門学校卒業後は、上京し、アルバイトをしながら独学でイラストや絵を描いていました。次第に自分の作品が認められるようになり、自分の作品が誰かのためになると信じて、2020年にUターン。「Ukpaint(ユーケーペイント)」の屋号でデザイン制作などの活動をしています。
戻ってみると、思い出の場所である「骨寺村荘園遺跡(ほねでらむらしょうえんいせき)」をはじめ、改めて一関には美しい風景がたくさんあることに気づきました。街中からそう遠くない場所に文化や自然があるのが一関の魅力。時を経てもなお変わらない風景の中を歩いていると、作品のイメージが膨らみます。2023年9月からは一関市議会発行の「議会だよりいちのせき」の表紙絵を担当。一関の風景をモチーフとしたイラストは、市民の皆さまからも好評をいただいています。
現在は、絵を描く楽しさを知ってもらいたいと思い、隣町の平泉町の学習交流施設エピカで「親子でアート教室」の講師をしています。自分の作品やアート教室を通じて、これからも地域を盛り上げていきたいと思います。
写真が3枚あります。
1枚目:JR大船渡線開業100周年を記念して描いた一ノ関駅西口のウィンドウアートの前で。2025年7月撮影。
複数枚にわたる窓ガラスいっぱいに白いドラゴンが描かれています。その前にカラフルなシャツを着た笑顔の吉田さんが立ち、手を握って親指を立てています。
2枚目:骨寺村荘園遺跡。駒形根(こまがたね)神社から眺める秋の田園風景。
口を開いた堂々とした狛犬の後ろには遠くに緑の山、田園風景が広がっています。
3枚目:絵に描いたこともある一関市大東町の小黒滝(こぐろたき)。静寂の中、水の音と鳥の声が響きます。
緑豊かな風景のなかに白い水しぶきをあげながら滝が勢いよく流れ落ちています。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
○「わんこきょうだい」オリジナルグッズが当たる!このまちクイズ
クイズに正解した方の中から抽選で5名様にわんこきょうだいグッズをプレゼント!
問題:現在も中世の荘園の面影をとどめる一関の遺跡は?
答え:○○○荘園遺跡 ※まるには漢字3文字が入ります。
応募締切:2025年10月10日金曜日
応募フォームのいわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。