くらし おらほの自治会 荒瀬町内会(十和田)

■若い人が主導する自治会を目指して
荒瀬町内会は、大湯川の右岸に位置する自治会で、昭和48年に結成されました。総務部、文化教養部、自主防災部、子ども会などで構成され、地域の活動に取り組んでいます。
自主防災訓練や敬老わいわいランチ、たんぽ会などの行事を定期的に実施し、自治会員が集まる機会をつくり、交流の場を設けています。
冬には、宝くじの社会貢献広報事業である「コミュニティ助成事業」を活用して購入した除雪機を使い、空き家周辺や道路の除雪を行うボランティア活動を実施しています。
また、町内には荒瀬共同浴場を含む3カ所の天然温泉施設があり、自治会員や近隣住民のほか、他地域から訪れる人たちにも親しまれています。
荒瀬は、大湯大太鼓を演奏する団体の一つでもあり、子ども会の人数が減少して大湯温泉夏祭りでの演奏は難しくなっていますが、自治会後援での盆踊りは毎年開催しています。コロナ禍には中止を余儀なくされましたが、現在は再開し、地域の伝統芸能の継承に努めています。
近年は人口減少の影響で、自治会役員の担い手不足が課題となっています。今後は性別を問わず、意欲と能力のある人や、30~40代の若い人にも積極的に役員として関わっていただき、新しい視点や意見を取り入れながら自治会の活性化を図っていきたいと考えています。そして、参加しやすいよう、役員に過度な負担がかからない体制づくりに努めていきます。

▽会長
加賀谷文男(ふみお)さん

▽荒瀬町内会(十和田地区)
世帯数:54世帯
人数:約149人

問合せ:生活環境課コミュニティ推進班
【電話】30-0202