くらし 令和7年度 予算のあらまし(2)

[6]市政運営について
◇行政のデジタル化
マイナンバーカードなどを利用し、自宅のパソコンやスマートフォンからも公共施設の予約や各種手続きができるような環境整備を進めるとともに、さらなる市民の利便性向上を図ります。

■予算の規模
当初予算(骨格予算)と6月補正予算(肉付予算など)を合わせた一般会計予算は、303億6488万円です。

●歳入
自主財源である市税は、固定資産税の減などにより、前年度から0・6%の減少を見込みました。国・県などの特定財源および地方交付税などを加えても不足する歳出に見合う財源については、将来の健全な財政運営を検証し、財政調整基金を13億4178万円取り崩すことにしました。

●歳出
児童手当や福祉サービスなどの増により、扶助費は前年度から18・5%増の78億7720万円、子育て世帯定住支援事業補助金や企業誘致促進補助金の増により、補助費等は15・9%増の51億3253万円を見込みました。
また、公債費については、令和6年度が償還のピークであったため、前年度から10%減の34億352万円を見込みました。

詳しくはホームページに「令和7年度予算書」と「市民向け予算説明書」を掲載していますので、ご覧ください。

◆グラフで見る本年度の予算
円グラフは「歳入」「歳出(目的別・性質別)」を表しています。

◆知っておきたい財政用語
◇歳入
・自主財源…地方公共団体が自らの権能に基づいて自主的に収入するもの
・依存財源…国や県の意思決定に基づき収入されるもの
・市税…市民税や固定資産税など市民の皆さんからの税金
・地方交付税…地域ごとの状況の違いを調整するため国税の一部から交付されるお金
・国庫支出金・県支出金…特定事業に対し国・県から使いみちを指定して交付されるお金
・繰入金…基金から一般会計に組み入れるお金
・市債…長期間利用される市の施設をつくるためなどに借り入れるお金

◇歳出
・義務的経費…人件費、扶助費、公債費を合わせた、毎年必ず支出が必要となる費用
・人件費…職員の給料や退職金などの費用
・扶助費…保育所の運営、生活保護、子どものための手当て、医療費の援助などの費用
・公債費…過去の借入金に要する返済のための費用
・普通建設事業費…道路工事や施設などを建設する事業に要する費用
・物件費…消耗品や備品などに要する経費、委託料、光熱水費など
・補助費等…公益的な事業などに対しての補助金や負担金など
・繰出金…一般会計から特別会計などに支出する経費

問い合わせ先:財政課
【電話】0968-25-7202