広報だざいふ 令和7年4月1日号

発行号の内容
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くらし
楠(くす)の記
ひときわ寒かった冬もようやく終わりを告げ、いよいよ春のはじまりです。別れもありますが、新たな出会いの季節でもあります。 3月議会では令和7年度施政方針演説を行いました。一年間の市政運営の基本的な考え方と当初予算案など主な施策を示すものです。 予算規模は337億円余と私の就任以来100億円増加し、市税収も10億円ふるさと納税も飛躍的に増加するなど急成長を遂げました。 好循環を次代につなぐ集大成予算と…
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くらし
私のたざいふ
教育委員 景観・市民遺産会議会長 松大路(まつおおじ)信潔(のぶきよ)さん 今年は「太宰府100年の夢」と謂われた九州国立博物館が東京・京都・奈良につぐ日本4番目の国立博物館として平成17年10月に開館してから20年という節目の年です。入館者数も2千万人にせまり多くの人々に親しまれています。 九博は天満宮に接する山の中にあり、その景観も空や森などの自然と調和した美しさを感じることができます。九博建…
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くらし
市政ニュース
◆[民間企業との連携]アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社と包括連携協定締結 婚礼・介護・食品・フォトなどの事業を展開するアイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社と昨年12月4日(水)に包括連携協定を締結しました。連携の第1弾は、本市で5月1日(木)に婚姻届を提出したカップルに記念写真データをプレゼント。このほか、抽選で数組に市内史跡地でのウェディングフォトをプレゼントするキャンペーン(期間:…
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くらし
まちのトピックス
◆[世界に羽ばたく人材育成]ブレイキンのShigekix選手が児童たちと交流 太宰府小学校の新体育館で2月25日(火)、全国にブレイキンの魅力を広める「MIZUHO(みずほ)BLUE(ブルー)DREAM(ドリーム)BREAKING(ブレイキン)LIMITS(リミッツ)Workshop(ワークショップ)Tour(ツアー)」が開催されました。 パリ五輪ブレイキン日本代表のShigekix選手によるパフ…
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くらし
令和7年度施政方針(1)
楠田大蔵市長が2月26日(水)、太宰府市議会令和7年第1回定例会で、令和7年度の施政方針演説をしました。「施政方針」とは、これからの市政運営に向けて基本的な考え方と主な施策を示すものです。 ■はじめに 本日ここに、令和7年第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては大変ご多用の中をご参集賜り、厚く御礼を申し上げます。 この定例会は、令和7年度の当初予算案をはじめ主要施策及び条例案…
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くらし
令和7年度施政方針(2)
■危機管理の徹底強化 まず1項目め一つ目の柱であります「危機管理の徹底強化」についてです。 これからの時代は常に災害や犯罪などの危機があると認識し、最近横行する闇バイト犯罪や日本一の猛暑、大規模な自然災害などから市民や観光客参拝客などの生命財産を守るための体制の整備、訓練及び情報発信などを徹底強化していくことを目指し、約22億円を計上しております。 その中でもまず「闇バイト対策をはじめとした防犯力…
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くらし
令和7年度施政方針(3)
4つ目の「現代危機への対応パッケージ」には約1億円を計上しております。特に子どもたちが犠牲となる道路交通混雑や飲酒運転による交通事故が増加しており、市民の尊い命を守ることが大切です。また、宅地開発等による里山の減少で頻発する鳥獣被害への対応も重要です。 具体的にはまず、「通学路交通安全対策の推進」についてです。 防護柵設置のハード対策や交通規制・交通教育のソフト対策などを行い、登下校時における児童…
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くらし
令和7年度施政方針(4)
2つ目の「給食パッケージ」には約4億円を計上しております。本市の弱みであった給食事業は、市内に新調理場を誘致した民間事業者による給食の提供により安心安全の担保、経済税収効果の向上や維持保存費用の抑制など複数のメリットがある強みとなりました。加えて給食費補助も行い、子どもまんなか施策の中核に位置付けます。 具体的にはまず、「小・中学校給食費の助成」についてです。 物価高騰が続くなかでも令和の都だざい…
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くらし
令和7年度施政方針(5)
■市民と交流人口・関係人口の相互発展 次は3項目め3つ目の柱であります「市民と交流人口・関係人口の相互発展」についてです。 令和の都だざいふとしてさらなる飛躍を期すとともに、住まう人も訪れる人もともに慶び合えるまちとして、観光客参拝客からの経済税収効果を飛躍的に高め、市民メリットを体感できる仕組みを創ることを目指し、約16億円を計上しております。 その中でもまず「令和の都だざいふパッケージ」を設定…
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くらし
令和7年度施政方針(6)
次に「公共施設等市外者料金設定」についてです。 令和6年度に導入した太宰府史跡水辺公園への通年での市外者料金設定により増収効果が見込まれるところです。公共施設等の利用に係る受益と負担の適正化の観点から観光客参拝客をはじめ市外の利用者に応分の負担を求め、市民と交流人口・関係人口の相互発展が図られるよう公共施設等の市外者料金の設定についてさらに検討を進めて参ります。 次に「交通情報案内システムの充実」…
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くらし
令和7年度施政方針(7)
次に「第二種運転免許取得支援事業」についてです。 市民の就業機会の拡大や乗合バス・タクシー等の運転士を確保するため、第二種運転免許取得費用の一部を支援することで市内を運行する乗合バス・タクシー事業者の維持・確保を図り、本市にとって持続可能な公共交通の実現を目指して参ります。 次に「地域公共交通再構築検討」についてです。 コミュニティバスや路線バス等の利用実態や運転士不足の課題、問題点などを踏まえ、…
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くらし
令和7年度施政方針(8)
次に「地域経済の発展・保護」についてです。 商工会と連携して地場産業育成を進めるとともに、市内での起業創業を促すため、創業時の経費に対する補助や地域課題解決を図る創業者への創業時の家賃補助などを継続して実施することで起業創業支援に取り組み、経済税収効果の向上を図って参ります。さらに、物価高騰の影響を受けるLPガス消費者や運送事業者等への補助、プレミアム付商品券の発行など地域経済の活性化に取り組んで…
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くらし
令和7年度施政方針(9)
2つ目の「高齢者等支援パッケージ」には2億円余りを計上しております。高齢者等に積極的な支援を行います。 具体的にはまず、「帯状疱疹予防接種事業」についてです。 帯状疱疹は、加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下等が原因で発症し重症化することもあります。また、心筋梗塞や脳卒中のリスクを増加することも知られており、本市はいち早く令和4年より助成を始めました。令和7年度からは65歳以上の定期予防接種…
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くらし
自由な発想、だざいふを変える
■課題解決プロジェクトにアイデア集まる 本年度、初の開催となった「学生まちづくり課題解決プロジェクト」。全国の高校生・大学生から本市の地域課題解決やまちの活性化につながる提案を募集し、全13件の応募がありました。審査を勝ち抜いた10件の提案には市から補助金を交付して、応募者に実現してもらいました。3月2日(日)には報告会で成果を発表してもらいました。 今回は、高い評価を得た上位2チームにインタビュ…
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くらし
狂犬病予防注射
◆狂犬病予防注射とは 狂犬病は発症すると致死率100%の恐ろしい感染症です。犬だけでなく人間など全ての哺乳類に感染し、現在も世界中で毎年5万人以上が亡くなっています。人間への感染経路が最も高い犬の感染防止が必要です。生後91日以上の犬の飼い主は、飼い犬の登録(生涯1回)と、狂犬病予防注射(年1回)を必ず受けさせてください。 違反すると20万円以下の罰金に処せられる場合があるので、注意が必要です。 …
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くらし
市からのお知らせ(1)
■[福祉]介護保険料の基準が見直されました 介護保険料は前年の公的年金収入額やその他の合計所得額を基準に算定されます。 第1・2・4・5段階は、老齢基礎年金の満額支給相当額として、80万円を基準に設定していました。老齢基礎年金の満額が80万9千円となったため、本年4月から介護保険料の基準も同額に見直されました。 令和7年8月から高額介護(予防)サービス費、補足給付の基準も同様に見直されます。 太字…
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くらし
市からのお知らせ(2)
■[医療]帯状疱疹予防の定期接種 対象者:次の(1)(2)いずれかに該当する人 (1)65歳以上 (2)60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害で日常生活がほとんどできない。 ※これまでどおり、満50歳以上64歳未満の人には助成があります。 料金:自己負担額:生ワクチン4,900円、不活化ワクチン1万円(2回) 申請方法:事前に保健センターで手続きしてください。 接種方法:…
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くらし
市からのお知らせ(3)
■[ごみ]ごみ収集を休みます 5月4日(日)~6日(火)はごみ収集を休みますので、ごみの持ち出しはできません。この期間に、もえないごみなどの持出日となっている地区は翌週に振り替えます。 ※粗大ごみとせん定枝収集の電話予約もできません。 環境課 ごみ減量推進係 【電話】内線362 ページID:40356 ■[環境]みんなで持ち寄ろう!フードドライブ開催 各家庭で使いきれない未使用の食品をまとめてフー…
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くらし
さぁ協働を進めようvol.187
■自治会って何をしているの? ・くらしの情報提供 ・人と人のつながりづくり ・きれいなまちづくり ・安心・安全のための活動 ・健康推進 ◇つくりたい、「新しい公共」テーマの仕組み 本年度は、「新しい公共をテーマとした仕組みづくり」をすべての施策で共通して意識する「底流の1つ」に位置づけています。市、自治会、教育や子育て・まちづくり・防災防犯・医療・福祉の団体など、多様な主体が参画して、対話と協働を…
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くらし
防災だより その75
■大震災の節目に、備えを 防災専門官 野田(のだ)秀敏(ひでとし) 1995年1月の阪神・淡路大震災から30年、2005年3月の福岡県西方沖地震から20年が経過しました。 6,434人の死者がでた阪神・淡路大震災以降も、全国で活断層による内陸直下型地震がくり返し起き、最大震度7を記録した大地震はこの30年間で7回、約4年に1回のペースで大地震が発生しています。 内陸部で地震を引き起こす活断層は、全…